左手にオリーブオイルを握りしめて歩く僕は、どうやったってアル中のそれ、である。
もう一度言ってみる。
「左手にオリーブオイルを握りしめて歩く僕は、どうやったってアル中のそれ、である。」
なんだか映画のタイトルみたいだけれど、
今日の都営新宿線でのぼくだ。
客観的に考えてボトルを片手に電車に乗ってるやつなんかにロクな奴はいないし、アル中だろうと頭の中で勘ぐる。
なぜかというと
お金がない !高いオリーブオイルを買ってしまってお金がない!だからパンをリュックに左手にオリーブオイル(溢れないように)を持つ。
これが今日の昼食。
物を買う時、きっと色々な要因がある。
残金、みんなに自慢できるか、自分が本当に好きなものなのか、実用性。
最近、僕は「あほ」なので店員さんが喜んでくれるかなという気持ちで買ってしまう。
8割型下心だと思うが、自分が買うことによって(自分だけではなく)誰かが幸せに(それが偽りの可能性があるのは重々承知、それでもいい)なってくれるのならばいいやと思ってしまう。
なんだかホストに貢ぐ女性のようだな。
でも、意外と買った商品には後悔がない。
背負ってるリュックもオリーブオイルも。
ただ、こんな事ばかり言っているから女子にきもいと言われるんだな。と思った。